8月27日(金)に、山梨大学地域防災・マネジメント研究センター准教授 秦 康範先生を講師にお招きして、教職員対象の防災研修会を実施しました。研修会を実施するにあたり、事前に秦先生には本校の防災の実情や課題について相談をし、助言もいただきました。研修会当日の講演前には、本校の校内や周辺、立地の様子などを視察していただきました。
 
 講演は、「災害への備えと避難確保について 学校における危機管理」をテーマにお話をしていただきました。リスクマネジメントの取り組み方や、本校周辺のハザードマップから災害のリスクや対策を具体的にお話ししていただきました。本校は御勅使川沿いにありますが、自然堤防の形成されたところに学校があるため、ハザードマップによっても被害のリスクは大きくないそうです。また、多様な災害に対応できる防災の考え方や、型にはまらない避難訓練の取り組みなどのお話がありました。障害を抱える児童生徒の安全を第一に考える避難の仕方についてアドバイスをいただき、避難をしても児童生徒が安らかにいられるよう、避難の仕方をよりよく見直していきたいと思います。
 
 研修会は、コロナ感染対策として、教職員を3か所に分散してオンラインを活用して行いました。
 
 本校の実情に沿った具体的なお話をいただき、災害に強い学校を目指して取り組んでいきたいと思いました。
 
 秦先生、ありがとうございました。