山梨県立あけぼの支援学校
2024年11月12日カテゴリー:

【校長室だより182】スクーリング

 本校には、病気や障害等によって通学して学ぶことが難しい児童生徒のための教育課程として、訪問教育があります。児童生徒の自宅や病院、施設に教員が赴き、授業を行っています。
 訪問教育の児童生徒については、状態が安定し安全で適切な学習環境が整えられることが担保された上で、所定の手続き経ることで、学校に登校して学ぶ「スクーリング」も実施できることとなっています。
 この日、中学部の教室では、常時人工呼吸器を使用している訪問教育の生徒の初めてのスクーリングを実施しました。これまでもオンライン授業で同じ学年の生徒との学習を繰り返してきましたが、直接対面して教室での授業に出席することができました。
 付き添いの保護者の他に生徒が入所している本校隣接の医療福祉センターの看護師さんも様子を見に来てくれました。
 安定した状態で落ち着いて授業に参加することができました。