このフォーラムは、中北地区地域教育推進連絡協議会と中北教育事務所が主催したもので、地区内の行政、学校・PTA・青少年育成団体などの教育関係者や、民間諸団体、一般県民が共通の認識をもち、一体となって地域の課題に取組み、教育の充実・向上を目指していくために開催されました。
　最初にアトラクションとして韮崎高等学校筝曲部による演奏がありました。息の合った琴の演奏に聞き入っている参加者が多く、暫し雅なひと時を過ごしました。
　その後、山梨大学　学長の中村　和彦氏から「地域の子どもたちを健やかに育むために」と題した講演を聴きました。
　発育発達学・保健体育科教育学を研究されている講師から、子育て・教育において大切にしなければならない「育ちのリテラシー」などに関連して、認知的、情緒・社会性、身体運動のそれぞれの発達側面が関係し、補い合いながらその能力を育んでいく特性があることをお話いただきました。
　子供たちの得意を伸ばしつつ、全体的な力を伸ばしていくことの大切さを改めて確認する機会となりました。