全肢研熊本大会の３日目は、公開授業でした。
　全体会の会場から大会シャトルバスで１０分ほどにある熊本県立熊本かがやきの森支援学校での開催でした。同校は、開校１０年目の肢体不自由特別支援学校です。
　授業は、小学部から高等部まで１０教室で「自立活動」「国語」「保健体育」「職業」の教科・領域で公開されました。ICT機器を使った学習、ボッチャを題材とした授業などどの学校にも参考となる授業を参観することができました。
　また、同校は本校と同様に、国立特別支援教育総合研究所で実施されている「肢体不自由教育におけるＩＣＴの活用に関する研究」の研究協力校となっていて、ICT機器の活用が積極的に行われていることから、視線入力装置や℮ボッチャなどの５つの機器の体験ブースも設置されていました。
　その後の閉会式では、今会の総括と共に次年度（令和７年度）開催の北海道大会のプレゼンテーションもありました。北海道らしさ溢れるプレゼンでした。なお、その翌年度（令和８年度）には、この大会を山梨で初めて開催する予定となっています。