山梨県立あけぼの支援学校
2025年3月25日カテゴリー:

よりよい指導・支援をめざして ~外部専門家の活用~

 「もっと子どもの身体の機能を向上させるために取り組むべき内容は?」「側弯を予防するためのアプローチはこれで正しいのだろうか?」…日々の指導・支援の悩みを解決し、肢体不自由児教育に携わる教師としての資質向上を目指して、本校では教師を対象に、外部専門家を活用した理学療法士や作業療法士への相談の機会を定期的に設けています。

 今年度は、5人の外部専門家に合計で約70日来校いただき、授業中に児童生徒の様子や教師の指導・支援の様子を観察していただいた後、放課後にフィードバックの時間を設け、話し合いを行いました。話し合いの場には、一緒にグループで指導する他の教師も同席し、子どもへの関わりのポイントや改善点などについて共有することができました。専門的な視点からの、適切で忌憚のないアドバイスをいただくことで、指導の効果を高めることにつながりました。